スタッフ紹介

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金子洋子(かねこようこ)

セレッシャル代表:セラピスト
タイド・リンパカレッジ代表

自分自身の体調不良をリンパドレナージュで改善した経験
からセラピストを目指し2008年8月東京・中野区に
セレッシャルをオープンしました。

美しさ=健康である事を信念として
セラピストとしてお客様が身体も心も健やかに
過ごせるお手伝いをしたいと思っています。

セラピスト向けの『更年期セラピー講座』を
全国で開催

現在はタイド・リンパカレッジを主催し講師として東京と淡路島でセラピストの育成を行なっています。

ここから先は、少し長くなります(^_^;)

そもそも、なんで、私が、今の仕事をしているのか。
同じ女性たちと話していても、感覚的なズレや
スピード感が、違うなって思うのか。
そんな事を、考えていた時に、ハッ!と気づきました。
私「命の期限」が、あったから、ボヤボヤしていられなかったんです。

実は、私、5歳の夏に、病院で
『 この子は、18歳までしか生きられないかもしれないね。
それ以上、生きても、寝たっきりだよ。 』
って、言われたんです。

ドクターは、私がまだ小さくて、大人の言ってる事なんて、理解できないと思って
私の目の前で、母に、そう告げたんだと思いますけど、私は、しっかり理解してました。

5歳の私には、18歳は遠い未来だったけど、その時に私の命には期限がある事を知りました。

でも、生きる道は、手術をすると言う道。
ただ、今すぐには、小さすぎて出来ないから、12歳くらいまで、待つようにと言われ、呆然とした母と手をつないで、帰りました。

プールに行って、熱が出たから、風邪かな?って行った病院で、思いもかけない事を言われたんだから、
母のその時の心情は、私の想像をはるかに超えている悲しみだったかも知れません。

その日から、私の目標は、まずは12歳になる事。
手術を受ける12歳が来たら、元気になれると思って、暮らしました。

早く、12歳になりたかった。

そこから数年、小学校5年生の春、
自分では、あまり意識してなかったものの、どうやら大人たちから見ると
相当、私の身体は、いけない事になったたらしく・・・
病院へ行って、再検査。

すると、この5年間で、医学は発達していたのか
手術は簡単で、すぐにでも受けられますよと言われました。

手術しなくても、30歳か35歳くらいまでは、生きられますよ。
それ以降は、寝たきりですけど・・・って。
また、寝たきりだよと、心の中で思いました。

手術は、簡単なものですけど、女性にとっては辛い事があります。
開胸手術なので、胸の真ん中に20センチの傷が縦に、ドーーーンと残るのです。

先生とのお話のあと、病院のレストランで、チキンバスケットを食べながら
母に聞かれました。
『 洋子ちゃん、どうする? 手術する? 』

私は、即答しました。
『 するよ! するに決まってんじゃん! 』

傷が残っても、元気になりたかった。

18歳まで
35歳まで
そんな数字で、私の人生を終わらせたくなかった。

たった5歳で、自分の命の期限を意識した私は、
ぼやぼや生きてるヒマなんて、無かったんだと思います。

10メートル走っただけで
プールに、ポチャンと入っただけで
息が苦しくなって、唇が真紫になる、こんな身体、イヤだったんです。

それからも、たくさんの事がありましたけど、
本一冊書けるくらいなので、この辺で。

私は今、60代で、元気で、身体も自由です。

でも、根底には、命の期限を意識して生きてきた私がいます。
35歳を過ぎた時に、36歳になった時に
これからは、おまけの人生と思い始めました。

自分の為だけじゃなく、他者の為、
自分の周りの人の為、
偉そうなことはいえないけれど、自分が出来る事は、やろうと誓いました。

今は、少しでも、私のお客様の為、
スクールの生徒の為の役に立ててるかなって思ってます。

<取得資格>
国際資格:ITEC国際ライセンスリンパドレナージュ取得
ITEC国際ライセンス解剖生理学取得
認定資格:日本リンパドレナージュ環境協会認定リンパドレナージュ1級
同、インストラクター認定資格
国際薬膳食育師3級
薬膳マイスター